■湯学制作委員会事務局
annes studio
♨江戸湯学委員
ジョージ♨ユーカス
♨江東湯学委員
ソール・バスクリン
♨大田湯学委員
KYONLY湯〜♪
♨中野湯学委員
●●●●●●●●●●●●●●
♨埼玉湯学委員
タカオカーン
♨鎌倉湯学委員
ケロリン軍曹.com
♨横浜湯学委員
ハマダック
■協力
エココロメシ制作委員会
滑稽たぬき創作委員会
http://kokkei-tanuki.jimdo.com/
3Bタコス
江東湯日記
私は砂町生まれ、砂町育ち、うん十年ここからでたことがありません。
江東地区を担当させていただきます、ソール・バスクリンです。
どうぞ宜しくお願いいたします。
「桜」を見に行ってきました ♨桜湯
春というのにまだ肌寒い日曜日、行って参りました。
「桜湯」です。
ここは砂町商店街の丁度真ん中くらいにあります。
昔は間口も広かったのですが、今は八百屋と宝くじ売り場の間に挟まり
少し奥まって、知らない人には見つかりにくい入り口になっています。
でも広さは昔のままです。
ここに来たのは、恐らく20~30年ぶり位。
幼少の頃自宅に風呂が無かったので
デイリーユースなお風呂としてこの桜湯さんに通っておりました。
ここのお風呂でまず変わっているのは、ロッカーの形。亀の甲羅みたいに六角形です。デザイン的にとてもお洒落なんですが、
下が斜めになっているので液体のもの、例えば化粧水とか、蓋を開けっ放しで置いとけないのです。
うーんこれは、一体・・・
帰りに番台の女性に訊いてみたところ、御存知ないそうで・・・
多分「亀は万年」からきていて、長生きを願うものだと思うのですが。
ロッカーは背が低いので、一時的になら一番上にものを置いておくこと可能です。真ん中に台もありますし、ここはやはり長生き優先ですね!
40年以上も前からあるお風呂屋さんで少しずつ改装したりしながら保ってきたのでしょうか。昔と変わらないところもあったり、どう見ても新しくなっているところもありそれら全てをひっくるめて、清潔にしていてくださる銭湯はとても気分がいいものですね。床がぴかぴかです。
一足先に「桜」を満喫してきました。
変だな、今日は少し丸く見えるけど ♨竹の湯
私が育ったのは、砂町商店街のすぐそばです。
親しい友人に言わせると「そば」ではなく「なか」なのだそうです。砂町商店街は最近はテレビなどで取り上げていただくこともあり、知名度が上がっていますが安くて新鮮な品ぞろいが自慢の商店街です。
日曜日、久しぶりに近所の銭湯へ行きました。
銭湯と言うと思い出すのが、ある女流作家の言葉。
「あんなにたくさんのはだかが一度に見られるのが楽しい」
そんな意味の事を何かの本に書いていました。
確かに、大勢の人が臆せずあたり前のように生まれたままの姿になる所は他にはありませんね。
砂町にある「竹の湯」は砂町商店街真中らへんから北へ直角に入り、
少し歩いたところにあります。
のれんをくぐり、中へ入るとまず、エントランスがあり、
そこでお金をはらい、それから男女別々の入り口へとつながります。
少し前までは番台があって見通しがきいたのに、時代ですね、
今では番台と脱衣所は完全に分かれています。
日曜の5時頃、親子連れはあまりなく、年配の方が6~7人入っていらっしゃいました。常連さんたちはマイ洗面器をお持ちですが、私はケロリンをかりていざ、カランへ。よそのお風呂の鏡で自分の姿を見ると新鮮です、変だな、今日は少し丸く見えるけど。
鏡は角が丸くなっている四角形で、それが年月を経て緩やかに腐食し、
一瞬お洒落なアールヌーボーの形のように見えました。
アナスイみたいな感じ?自然な。。
ここには珍しい電気風呂があります。
私がいる間誰も入らなかったその電気風呂は・・・やはりちょっと変わった感覚でした。びりびりして、だるいような・・・もしかするとこれが疲れに効くかもしれません。
(心臓疾患や、持病をお持ちの方は入らないでと丁寧な注意書きがあります。
お入りになる場合はくれぐれもよくお読みになってくださいませね)
湯船を出たり入ったりしていると、玉の汗が・・・
この真冬に玉の汗は気持ちいいです。汗をかかなくなった秋ぐちからの体内の毒素が全部出て行ったような気がします。常連さんたちは年配の方ばかりでしたが、みなさん肌がつるつる。毎日大きなお風呂に入って汗を流していたら、
若々しいお肌のままでいられるのかもしれません。
それにしても日本人は肌がきれいです。
銭湯をでると薄暗くなっていました。冷たい空気が気持ちいいです。
体がほかほか、そう簡単に湯冷めなんてしそうにありません。
はーっ!ほんっとうに気持ちいい!
近々また行きたいと思います。